メッシやネイは初戦不発 C・ロナウド2戦4発絶好調のワケ

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 この男の勢いが止まらない。

 初戦のスペイン戦で大会史上最年長ハットトリックを決めたポルトガルのエースFW、C・ロナウド(33=Rマドリード)が、第2戦のモロッコ戦でまた決めた。

 前半4分、右ショートコーナーからのクロスを相手DF4人の間をすり抜けてダイビングヘッド。豪快にネットに突き刺した。モロッコのルナール監督は前日、「凄過ぎてロナウド対策はムダ。できる限りのことをするしかない」と話していたが、その通りの結果となった。

 得点王レースの単独トップに立つ4点目。ポルトガルは前回果たせなかった1次リーグ突破へ大きく前進した。

「3大スター」といわれるアルゼンチンのFWメッシ(30=バルセロナ)、ブラジルのFWネイマール(26=パリ・サンジェルマン)は初戦でいずれも無得点。精彩を欠いた。

 同じように相手の徹底チェックを受けながら、C・ロナウドだけが絶好調なのはなぜか。この試合を現地取材した元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏がこう言う。

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