宮里藍「10年越しの結婚」秘話 世間体気にし父親も大反対
宮里藍が21日、自身のブログで「兼ねてからお付き合いしていた方と6月19日に入籍致しました」と結婚を発表した。入籍は33歳の誕生日で、相手はマネジャーの座親匠氏だ。
日刊ゲンダイは2009年8月5日付の紙面で「今オフ結婚へ」と報道した。ツアー転戦で一緒に行動する米女子プロの間で2人の恋仲は周知の事実であり、結婚も時間の問題だと盛り上がっていたからだ。
当時、日刊ゲンダイの記事に宮里は「ばっかみたい」とマネジャーとの関係をけむに巻いたが、それもメジャーに勝つまでは結婚しないと宣言しておりスポンサーやファン、それに世間体を気にしていたのもある。
もちろんマネジャーが契約選手と恋仲になるなどご法度だ。さらに2人の交際を08年に知った父・優氏も大反対だった。
藍は06年から米ツアーに主戦場を移したが、09年エビアン・マスターズで初優勝するまで、しばらく勝てなかったのも周囲が反対した原因だ。
引退するまで米ツアー9勝を挙げ、世界ランキング1位にも立ったが、ついに悲願のメジャータイトルには手が届かなかった。昨年5月の引退会見では結婚について「今はないです」と語り、8月の全英リコー女子オープンで藍の練習ラウンドに付き添った優氏が、突然意識を失って倒れて救急車で運ばれるというアクシデントもあった。