森守洋
１９７７年２月生まれ、静岡県出身。高校卒業後、渡米しカリフォルニア州のサンディエゴでゴルフを学ぶ。帰国後は陳清波プロに師事。現在は多くのアマチュアゴルファーをレッスンする一方、女子ツアーで活躍する原江里菜プロのコーチとして活躍中。東京ゴルフスタジオ主宰。
考察から生み出すショットイメージを大切にしましょう！
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打ち上げなのか、打ち下ろしなのか。ライの状況はどうか。球はどっちに曲がりそうなのか。ボールは芝に沈んでいないか。グリーン回りの状況はどうか。
さらに、ピン位置はどこか、ハザードを避けるにはどうすればいいのか、風向きはどうか、自分のコンディションはどうか、大叩きしないためにはどのようにすればいいのか、などなど無数の疑問に対して、まずは「このクラブで、こう打とう」とショットイメージをしっかり持つ。
その上で「どうやってスイングをしたらイメージ通りの弾道で飛ばせたり、寄せたりすることができるのか」を模索しながら「今回は低く出してみよう」（写真①～③）、「高い球でピタリと寄せてみよう」（写真④～⑥）と試していくことが大切なのです。
すると、成功も失敗も１ショットごとに経験値としてプレーヤーに蓄積されていくため、応用力が磨かれるのはもちろん、状況に応じた“技の引き出し”を増やすことができるのです。
ゴルフはナイスショットが必ずしも良い結果になるとは限りません。「ショットはいいのにスコアがまとまらない」という方はぜひ、「ショットイメージの重要性」を意識したラウンドを心掛けてみて下さい。
