プロ7年目の初完封 巨人今村が「2人の師匠」に引導を渡す

公開日: 更新日:

「左腕の杉内です。スライダーやチェンジアップなどの変化球を投げる際のコツを熱心に聞いたそうです。いまだに二軍戦にも登板できていない37歳の杉内は、さすがに今季限りの可能性大。今村は三軍にいる期間をムダにせず、いつ引退するか分からない杉内から、ちゃっかり一流の技を盗もうとしたのです」(前出の関係者)

 高橋由伸監督は「今日は四球もなかった。そういうところでも本当にいい投球をしてくれた。いいテンポで投げ切ってくれた。一皮むけた? そう思ってこの何年か使ってきたつもり。さらに一歩上にいってくれたら」と目を細めた。

 ライバル視してきた2年連続2ケタ勝利の後輩左腕・田口は二軍調整中。その穴埋めだけではない。7年目左腕の完封勝利は、2人のベテラン左腕に引導を渡すことになるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…