7月プロ合格の大里桃子が初Vも “黄金世代”に評論家が注文
【CATレディース】
先月のプロテストに合格した大里桃子(20)が、自身初の最終日首位発進からパープレーで回り、逃げ切りでツアー初優勝を挙げた。
4月のサイバーエージェントレディスに勝った新垣比菜(19)に続く「黄金世代(1998年4月~99年3月生まれ)」の今季2勝目だ。
前日は7バーディー、ノーボギーの完璧なゴルフを見せたが、初優勝がかかる最終日は調子が違った。
出だし1番でバーディーを奪ったが、8番、9番の連続ボギーで1つスコアを落としてターン。
10番バーディーも、12番ボギーとちぐはぐなプレーが続いた。
それでも、その後は粘り強くパーセーブを積み重ねて、最終18番パー5は3打目をピンそば30センチにつけてバーディーを奪い、勝利を決めた。
大里は170センチとフィジカルにも恵まれている。将来性を期待するツアー関係者は多い。
「途中までバタバタしたが終盤のプレーは悪くなかった」と評論家の宮崎紘一氏。