J連覇も“シブチン体質” 王者川崎から主力大量流出の危機
Jリーグ開幕1週間前の恒例イベント「富士ゼロックス スーパーカップ」が16日に行われ、2018年のJ王者である川崎が、天皇杯覇者の浦和を1―0で破った。
川崎がJリーグ17年シーズンから連覇中の実力を発揮した格好だが、この川崎は「シブチン」としてJリーガーの間で評判がイマイチなのである。
浦和戦で決勝ゴールを挙げたブラジル人助っ人FWダミアンは「元ブラジル代表・ロンドン五輪得点王」の看板を背負っているだけに年俸1億2000万円の高給取りだが、日本代表級のMF大島が4000万円、DF車屋が2800万円など「他チームだったら倍は楽勝でもらえる」ともっぱらだ。
「川崎は、Jリーグの放映権を持っているDAZNから優勝賞金3億円、優勝配分金15億5000万円(3年間に分けて支給)、均等配分金3億5000万円の計22億円を17年、18年シーズン優勝で手にしている。2年で総額44億円の大金をゲットしながら、堅実経営がウリの川崎は好成績を収めても年俸の上がり幅が少なく、選手はブーブー不平不満を漏らしている」(サッカー関係者)
主力大量流出の危機か?