アジア杯帰り大迫は体調不良…ブレーメン監督“激怒の狙い”
日本代表FW大迫勇也(28)所属の独ブンデスリーガ1部ブレーメンのコーフェルト監督が怒り心頭だ。
ベンチ外だった現地10日のアウクスブルク戦の試合後、大迫について「アジアカップからプレーできない状態で戻ってきたことに驚きを覚えている。数週間かけて話し合いたい」とコメント。現地紙が「指揮官がJFA(日本サッカー協会)に怒り」というタイトルで報じたのである。
アジアカップ初戦(1月9日)で2ゴールを決めた大迫は、それから右臀部の違和感を理由に試合出場を回避。同28日の準決勝と今月1日の決勝にプレーした後、ドイツに戻ってチーム練習に加わった。
ところが、背中の痛みを訴え、アウクスブルク戦の前日もそうだったが、練習に参加できなかった日もあった。
「各国代表選手を抱えるクラブは、どこも<バカ高い年俸を払っているのはウチだ。代表戦で壊されて帰ってきたら迷惑極まりない>という悩みを抱えており、代表戦でケガをして<たとえば1カ月プレーできなかった場合、その分の月割り給料くらい払ってくれ>というのが本音です。それが『数週間かけてJFAと話し合いたい』というコメントになって表れている」(サッカー関係者)