長友と香川が活躍 日本人のトルコ移籍が今後加速する理由
トルコの元日本代表MF香川真司(29)の人気がウナギのぼりである。
独ブンデスリーガの強豪ドルトムントで戦力外となり、トルコ1部ベシクタシュに“都落ち”した香川だが、デビュー戦となった敵地アンタルヤスポル戦の後半36分にピッチに登場。「19秒でゴール」を決める離れ業を披露。さらにFKで追加点を奪い、欧州中のメディアから「カガワが夢のようなデビューを飾った」と絶賛された。
もちろんトルコ国内では、完全に<時の人>状態である。7日のトルコメディア「Star」は「カガワは大きなムーブメントになっている。ベシクタシュはブルサスポル戦に向けて特別な準備をしている」と報じた。
地元デビュー戦・9日のブルサスポル戦に2万5000人分の香川記念Tシャツを作製。23日のフェネルバフチェとの「イスタンブール・ダービー」にはTシャツ4万枚を用意するといわれ、まさにカガワ大フィーバーなのだ。
「昨年1月にトルコの人気クラブであるガラタサライに日本代表DF長友佑都(32)が加入。これから日本人選手の<トルコリーグ移籍>の流れが加速していくでしょう」とサッカー関係者が言う。