特大弾含む大当たりでも…日ハム清宮への意外な酷評と課題

公開日: 更新日:

■ケガにナイーブ

「ケガに関してナイーブになっているのです。昨年は新人合同自主トレで右手親指を骨挫傷すると、キャンプ中に胃腸炎、オープン戦では限局性腹膜炎になった。シーズン中は右ひじ痛でリハビリを強いられ、ようやく回復したと思ったら、秋季キャンプ中に今度は右手首を痛めた。ここから体を追い込むぞ、というところでケガをするから、ケガに弱い、体が強くないと見る首脳陣もいる。今年は、まともに練習をできなかった昨年とは雲泥の差ですが、まだまだ年間通して一軍でプレーできる状態ではないとの見方もあります」

 走攻守における技術面の課題はもちろんある。とはいえ、チーム内では「清宮に最も欠けているのは本人の意識の部分」との声でもっぱらだ。別の日ハムOBが言う。

「決して練習や試合で手を抜く選手ではないし、一生懸命はやる。でも、性格なのかノホホンとしているところがあって、ガツガツさというかハングリーさが足りない。小学6年でリトル世界一になるなど、プロ入りまでずっとトップを走ってきた。厳しい競争を経験していないことも影響しているのでしょう。自主トレ中、フリー打撃に慎重だったが、栗山監督から『打たないとダメだ』と尻を叩かれ、ようやくフリー打撃を再開した。言われればやるのですが、たとえば個別練習をするにしても、やり方がわからないなら『どうしたらいいですか?』と自分からコーチに聞くとか、昨季は1年間を戦う体力がなく、ケガにも苦しんだのだから、走り込みなどでケガをしない体づくりをするとか、積極性が見られないのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  2. 2

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功が休養でテレビ業界大激震…キー局編成関係者「いずれ番組の打ち切り話が出てくる」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  1. 6

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 8

    【動画あり】イケイケ国民民主党に“パワハラ問題”噴出!女性衆院議員からの罵倒叱責で体調不良に…4人も離党の異常事態

  4. 9

    “現代の遊女”吉原のソープ嬢はNHK大河ドラマ『べらぼう』をどう見ている? 地元は特需に沸く

  5. 10

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ