栗山監督が上機嫌で 日ハム輝星「開幕3戦目先発」に現実味

公開日: 更新日:

 盛り上がったのは、ファンやマスコミだけではなかった。

 去る16日に行われた日本ハムの紅白戦。ドラフト1位の吉田輝星(金足農)と、同5位の柿木蓮(大阪桐蔭)が先発するとあって、人口約4600人の村にその半数となる2300人が集結。評論家をはじめ多くのメディアも押し寄せた。国頭キャンプ史上最大級の騒ぎとなったが、それ以上にテンションが高かったのが栗山監督(57)だ。

 1回を投げて1安打1奪三振2四球。大田に一発を浴びたものの、最速146キロをマークした吉田の投球に相好を崩し、「結果どうこうより、非常にいいスタートを切った。力の入った感じの真っすぐはいいね」と、笑顔でこう続けた。

「体のつくりはしっかりして、全然、大丈夫そうだよね。投手は判断が難しいし、(2013年に開幕一軍入りした)大谷翔平のときもそうだったけど、ギリギリまで確認して、いきますよ、というときはもちろん言うし、最後にやめた方がいいという判断もあるわけだし。14日にブルペンを見たのはそういうこともある。ファンも期待しているし、我々も期待している。そこを間違えないように、より丁寧にいかなきゃいけない。使い方をいろいろ背負いながらやっていきますよ。チームに力を与えてくれそうだし、素材はいいものがある」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇