2安打2打点の日ハム清宮 “中田翔超え”が首脳陣のホンネ

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「徐々に状態も上がってきているし、いい方向に行ってると思う。バットが出るようになってきたし、芯に当たるケースも増えてきた」

 日本ハムの2年目、清宮幸太郎(19)が17日、阪神との練習試合で2安打2打点、試合後に満足そうな表情を浮かべてこう言った。

 前日の紅白戦ではドラフト1位ルーキーの吉田輝星(金足農)らに無安打に抑えられたが、この日は藤浪から適時打を放つなど、ようやく当たりが出てきた。

 清宮のポジションは一塁か左翼かDH。左翼は連日打ちまくる新外国人の王柏融(25)で決まりそうだから、一塁かDHに回る可能性が高い。その一塁を守る中田(29)は現在、左内転筋肉離れで別メニュー調整を強いられている。

 1年目は7本塁打。ケガに泣き、フルに力を発揮できなかった。

 素質は一級品だけに、中田からポジションを奪うくらいの気概をもってやってもらいたいのが首脳陣の本音らしい。2年目の飛躍は、本人にその自覚があるかどうかにかかっている。

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