石川遼は「問題ない」も…長引く腰痛がプロ寿命を縮める
【日本ゴルフツアー選手権】初日
腰痛のため、今季国内初戦の東建ホームメイトを欠場し、2戦目の中日クラウンズは2日目に腰痛のため棄権した石川遼(27)。
その後の3試合も休み、久しぶりに試合に出てきた。初日は前半こそ2バーディーを奪って折り返したが、勢いが続かず後半になると17番、18番の上がり2連続を含む4ボギーをたたき2オーバー62位タイだった。
「(腰痛は)全く問題ない。グリーンが硬くて、ラフが深い設定は難しい。会場はティーショットがキーになるコース。そこに重点を置いてプレーしたが、うまくいかなかった。明日は全力でプレーしてアンダーパーに入りたい」(石川)
ドライバーではなく2番アイアンで低めにティーショットしてフェアウエーキープを試みたが、好スコアにつながらなかった。
「問題ない」と語った腰痛との付き合いは長い。
米ツアーで戦っていた2016年2月に発症。その年は、いったん帰国して腰への負担を軽減するためスイング改造に取り組んだが、3年たっても一向に改善されていない。27歳の若さで腰に爆弾を抱えているようでは致命傷だ。