新リーダー柴崎の劇的成長と若い世代の一体感を感じた大会
6月25日 火曜日
24日のエクアドル戦(ベロオリゾンテ)を1-1で勝ちきれず、2019年19年コパ・アメリカ(ブラジル)1次リーグ敗退が決まった日本。一夜明けた25日昼、彼らは宿泊していた市内ホテルを発ち、チャーター便でサンパウロに移動。そこから帰路に着いた。出発前に報道陣の前に姿を現した森保一監督は「若手と経験豊富な選手が融合し、全ての選手に成長があった」と晴れやかな表情で語った。
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南米大陸での対南米勢初勝利が叶わず、徒労感に襲われる中、ほぼ一晩を仕事に費やして迎えた25日朝。ベロオリゾンテは清々しい快晴に恵まれた。朝から眩しい太陽が部屋の窓に差し込み、寝不足の筆者は恨めしい気持ちになった。それでも気を取り直して朝食を摂り、帰国する日本代表を見送ろうと昼には宿泊ホテルへ出向いた。
手回しのいいことに森保監督も選手たちも早々と帰国の準備を済ませていた。国内組の選手は週末にJリーグの公式戦があるし、欧州組もクラブによっては合宿合流時期が迫っている。移籍先を探さなければならない川島永嗣(ストラスブール)や岡崎慎司(レスター)のような選手もいる。ブラジルの地で無駄な時間を費やしているわけにはいかない。彼らはいち早く次の目標に向かおうとしていた。