初代女王から隔世の感 女子プロに20代1億円プレイヤー続々
【デサントレディース東海クラシック】
10月から消費税が10%にアップし、小遣い事情がさらに厳しくなるサラリーマンには何ともうらやましい話だ。
今大会は生涯獲得1億円に到達しそうな20代プロが5人もいる。
三ケ島かな(23)は予選を通過すればクリア。
辻梨恵(25)は単独6位以上、原英莉花(20)は単独2位以上。そして渋野日向子(20)と武尾咲希(24)は優勝が条件になる。
注目を集める黄金世代では小祝さくら(21)が1億3318万円、勝みなみ(21)が1億2261万円、畑岡奈紗(20)が1億2052万円(国内のみ)とすでに3人が1億円プレーヤーに到達している。
渋野の場合は全英女子オープン優勝賞金約7200万円が含まれておらず、実質1億円は突破している。
「女子プロ協会は日本プロゴルフ協会の女子部として発足して、1968年の初代女王に輝いた樋口久子の年間獲得賞金は35万円(2勝)です。岡本綾子が81年に賞金女王になったときの獲得賞金は3233万円(8勝)。もちろん当時とは試合数も賞金額も違いますが、昔は30歳を過ぎてからようやく一人前と言われた。だから今の20代女子プロの稼ぎには隔世の感があります」(ゴルフ記者)