遼3戦連続V逃す ルール違反に中継打ち切りで大会グダグダ
【RIZAP KBCオーガスタ】最終日
2日目から首位キープの比嘉一貴(24)が、大会記録を4打更新する通算26アンダーでツアー初優勝した今大会。注目は石川遼(27)の、3戦連続と2016年大会以来2度目の優勝だった。
石川が最終18番をバーディーフィニッシュした時は通算17アンダー・9位タイ。優勝には届かなかったが、多くのギャラリーから歓声が沸き起こった。
「内容は悪くなかった。優勝争いに加われなくて悔しい。なんとか(上位に)くらいつこうとしたけど、うまくいかなかった。(今後は)体調を整えながらゴルフをよくしていこうと思います」(石川)
ホールアウト後のインタビュー映像は、表情が暗く歯切れも悪かった。
実は、18番グリーン上で同組の木下稜介のパッティングライン上にあるマークを移動。そのマークを元に戻すのを忘れてパットし、アテストで競技委員から指摘されて2罰打(規則14・7a)を言い渡されていたのだ。
評論家の宮崎紘一氏が「締まりのない大会になってしまった」とこう続ける。