快進撃のナショナルズ きっかけは「13年370億円」男の退団

公開日: 更新日:

 23日(日本時間)に始まったメジャーのワールドシリーズ。下馬評通りの強さを発揮してア・リーグを制したアストロズに対して、ナ・リーグはナショナルズが強豪のドジャース、カージナルスを下すなど勢いに乗り、ワイルドカードから勝ち上がった。敵地ヒューストンで行われた第1戦ではアストロズに5―4で逆転勝ち。初出場を白星で飾った。

 今季18勝(6敗)の最多勝右腕・ストラスバーグ(31)と、サイ・ヤング賞を3回獲得したシャーザー(35)、先発2本柱の存在が大きいといわれるが、「それより何よりデカいのはオフに主砲のハーパー(27)がFAで出ていったことです」と西海岸のスカウト。

 ハーパーは2015年に42本塁打でタイトルを獲得。メジャーを代表するスラッガーが昨オフ、「13年370億円」でフィリーズに移籍したから強くなったとはどういう意味か。

「ハーパーは目立ちたがり屋のうえ、血の気が多い性格。ぶつけた投手はもちろん、同僚との殴り合いもいとわない。彼がいなくなったことで、チームに一体感が出てきたのですよ。よりによって同地区のフィリーズに移籍したことも、ナインの闘争心というか反骨心に火を付けた」とは前出のスカウトだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード