キルギス下し4戦連続無失点も 森保Jの課題を釜本氏が指摘
2022年カタールW杯アジア2次予選で森保ジャパン(世界ランク28位)が4連勝を飾った。 14日、敵地でのキルギス(同94位)戦を2―0でモノにして、W杯予選開幕から4試合連続で無失点勝利のオマケ付きである。
前半41分、MF南野がPKを決めて先制。後半8分には、左MF原口がFKをゴール左に叩き込んで2点目。もっとも格下を相手に追加点は奪えず、2―0のスコアのままタイムアップだ。
メキシコ五輪得点王のレジェンド釜本邦茂氏が「2次予選の相手はフィジカル的に後半になると疲労から足が止まる。日本選手には後半、もっとゴールを決めてもらいたい」とこう続ける。
「W杯予選初戦のミャンマー戦は前半2―0の後半スコアレス。2戦目のモンゴル戦は前半4点の後半2点。試合が進むにつれ、ゴールが尻すぼまり傾向になる試合が少なくない。決めるべき場面で決めるべき選手が決める=決定力に難があるように思う。相手がバテる後半に、日本らしい攻撃で〈流れの中〉から得点を重ね、格上・日本の強さを見せつけてほしい」