キルギス下し4戦連続無失点も 森保Jの課題を釜本氏が指摘
後半に日本の攻撃が手詰まりになるのは「決して選手が手を抜いているわけではない」(前出の釜本氏)が、「ケガなどを恐れて無理をしたくないという意識も働いているのでしょう」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏である。
「10月10日のモンゴル戦で正DF冨安が左太ももを痛め、現在も戦線離脱中。今季からセリエAボローニャに移籍。せっかくレギュラーを張っていたのに悔やまれる故障だった。リードして後半に入ると、選手の頭の中で〈リスキーなプレーは避けたい〉という思いが強くなるもの。公式戦のW杯予選は、あくまで勝ち点3獲得を最優先課題とし、堅実なプレーに徹しているのでしょう」
森保ジャパンは年内のW杯予選のスケジュールを消化し、19日にキリンチャレンジ杯ベネズエラ戦(大阪)を戦い、12月10日から韓国で開催される東アジアE―1選手権に参戦する。
釜本氏の指摘する〈決定力に問題あり〉をぜひ解消してもらいたい。
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