日本がビーチW杯GL連勝 米国戦は「2」という数字がカギに
南米パラグアイの首都アスンシオンで開催されているビーチサッカーのワールドカップ。ラモス瑠偉監督率いるビーチサッカー日本代表は現地時間11月23日、グループリーグ2戦目となるアメリカとの一戦に臨んだ。
ちなみに……この試合のキーワードとなる数字は「2」だった。
グループリーグA組に入った日本代表は、初戦で開催国パラグアイを5-4で倒したが、第3ピリオドの途中でラモス監督が審判団に異議を唱えて退場処分となり、この日のアメリカ戦は、メーンスタンドの一角で試合を見守ることになった。試合開始直前、ラモス監督はメーンスタンドの最前列に立ち、ピッチに入場してきた選手たちに熱い視線を送った。
隣りにはワールドカップ直前のブラジル合宿中に左膝を痛め、メンバーから外れてしまったFP後藤崇介がいる。無念の気持ちを押し殺し、チームに帯同して選手をサポートしている。国歌が流れた後、ラモス監督が「行くぜ!」と選手に声を張り上げれば、後藤はガッツポーズで激励した。
難敵アメリカにてこずりながらも日本代表は4ー3で勝利を収め、大会2連勝と順調な滑り出しとなった。アメリカ戦の後、ラモス監督がしみじみとこう振り返った。