日本ビーチサッカー代表2選手 “100メモリアル”での明と暗
ビーチサッカーW杯準優勝経験国を招いて開催された国際親善大会(明石市大蔵海岸公園)。9月28日のタヒチ代表戦に続いて翌29日、スペイン代表戦が行われた。この試合には日本代表2選手の<100メモリアル>が掛かっていた。
まずはタヒチ戦で代表出場99試合をカウントしたFP山内悠誠である。
スペイン戦の第1ピリオド4分、交代出場でピッチに足を踏み入れた瞬間、日本ビーチサッカー史上、GK照喜名辰吾(131試合)、FP田畑輝樹(119試合)についで3人目となる通算100試合出場選手が誕生した。
「代表に呼ばれるようになって13年。年間に10試合もない時代もありました。その頃は100試合出場なんて考えてもいませんでした」(山内)
指揮官のラモス瑠偉も感慨深い表情で言った。
「欧州、南米は距離的に近いのでレベルの高い国際試合を組みやすい。しかしアジアはどうしてもハンデがある。国際試合(をマッチメークすること)自体が難しい。そんな状況での100試合出場。悠誠が素晴らしい記録を作ってくれた」