エ軍大谷12月中旬に投球練習再開へ 二刀流復活へゴーサイン
二刀流への完全復活に向け、ようやくゴーサインが出た。
エンゼルスのビリー・エプラーGMは26日(日本時間27日)、右肘と左膝の手術からの復活を目指す大谷翔平(25)が、ブルペンで投球練習できるまでに回復したと明かした。
同GMによれば、大谷は早ければ3週間程度で、マウンドからの投球を再開する予定。患部の状態にもよるものの、来春のキャンプには、ほぼ通常通りのメニューをこなせるという。
大谷は昨年10月に右肘靱帯を修復するトミー・ジョン手術を行い、今季はDHに専念した。今年9月には左膝の分裂膝蓋骨の手術を受け、シーズン終了を前に離脱した。
すでにエプラーGMは来季、大谷を二刀流で起用すると明かしている。1年目の18年と同様に、週に1度、先発マウンドに上がり、DHでは休養を挟んで、週に3、4試合起用される見込みだ。アストロズとの開幕カードのオーダーに名を連ねるには、キャンプ、オープン戦で復調をアピールする必要がある。