渋野ホステス大会も中止に…決定遅く選手とキャディー激怒
怒るのも無理はない。
米男子ツアーは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、松山英樹が初日9アンダーでトップに立った「プレーヤーズ選手権」の2日目以降の中止を決定。翌週の「バルスパー選手権」から4月第1週の「バレロ・テキサス・オープン」までの4試合も取りやめとなった。また、マスターズの延期も決まった。
米女子ツアーも前日(12日)、4月2日開幕予定の「ANAインスピレーション」までの3試合延期を発表した。
それに比べて動きが鈍いのが、日本女子ツアーだ。すでに開幕2試合の中止が発表されていたが、3試合目「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」(鹿児島・20日開幕)の中止が決まったのは13日。ホステスプロの渋野日向子は「ファンの皆さまとお会いできず、とても残念に思います。Tポイントさんの契約プロとして初めて臨む大会で、とても楽しみにしていました。また笑顔と元気を届けられるように、しっかり調整を続けていきます」とコメントしたが、ある女子プロのマネジャーは「協会の中止のアナウンスが遅すぎる」と怒り心頭でこう続けた。