高校球児に三重苦…夏の甲子園からプロスカウトが消える?

公開日: 更新日:

「今年はセンバツがなかったし、春の大会も軒並み中止。本来ならいつものようにスカウト全員で夏の甲子園を見るはずだったんですが……」

 プロ野球在京球団のあるスカウトがこう言って頭を抱えている。

【写真】この記事の関連写真を見る(28枚)

 現時点で今夏の甲子園大会は8月10~25日の日程で開催される予定。ネット裏には12球団のスカウトが勢揃い、全出場校の初戦を見届けてチェックするのが常だ。が、例年は6月に行われている全日本大学選手権が新型コロナ感染拡大の影響で開幕延期が決定。8月12~20日に開催されることになったため、プロのスカウト陣は、大学選手権が行われる神宮球場と分散してドラフト候補のチェックをすることになるのだ。

 前出のスカウトが、「今年の高校生の上位候補は、中森(明石商)、高橋(中京大中京)といったごく一部の選手に限られ、全体的にタマが少ない。各地区の春の大会が中止になり、冬の間に伸びた選手がチェックできていない。本来なら夏の甲子園はスカウト部全員の目でチェックしたいところなんですが……」と、こう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 3

    立花孝志氏の行為「調査要求」オンライン署名3万6000件に…同氏の次なるターゲットは立憲民主党に

  4. 4

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    斎藤元彦知事に公選法違反「買収」疑惑急浮上しSNS大炎上!選挙広報のコンサル会社に「報酬」か

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議