今シーズンのオフは我々スカウトがリストラの対象になる

公開日: 更新日:

 いったん延期されたメジャーのドラフトが元に戻った。

 7月20日に延期されたと思ったら、当初の予定通り、6月10~11日に行われることに。40巡目まで可能だった指名は5巡目までになる。

 それまで一切、禁止されていたスカウト活動は4月4日、部分的に解禁された。現場には足を運べないが、データや映像の収集はもちろん、電話やネットで所属チームの関係者や本人とやりとりをしたり、選手に体に関するデータを要求したりできるようになった。

 ドラフトを7月に延期したのは、スカウト活動がやがて全面解禁になることを見越して、現場で選手をチェックするための期間を考慮したからだった。

 しかし、コロナ禍は一向に終息する気配がなく、スカウト活動も依然として部分的に認められているだけ。現場で選手をチェックできない条件はどの球団も一緒であれば、さっさとドラフトをやってしまおうということだ。指名を10巡目でなく5巡目までに制限したのは、下位の選手まで細かくチェックできないからでもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭