今のメジャー球団に日本人選手を取る体力がどれだけあるか

公開日: 更新日:

 それまで一切、禁止されていたスカウト活動が今月4日、部分的に解禁された。

 これまで同様、現場には足を運べないが、データや映像の収集はもちろん、電話やネットなどで選手や所属チームの関係者とやりとりしたり、選手に体に関するデータを要求できるようになったのだ。

 それでもドラフトはかなり縮小、時期も先送りされる。例年なら6月上旬だったのが7月20日に延期。これまで40巡目まで可能だった指名が、5から10巡目までに変更されそうなのだ。仮に5巡目までなら、ドラフトで指名される選手の合計は1200人から150人に減る。つまり1050人が指名されない計算になり、彼らがプロ入りするとすればドラフト外。契約金の上限は2万ドル(約216万円)に制限される。

 例年なら10巡目指名でも15万ドル(約1620万円)程度だから、今年のドラフト候補は金銭面でかなり割を食う。なのでドラフト外の高校生の多くは進学するのではないか。

■若手への契約金を年明けまでストック

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 2

    協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱

  3. 3

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  4. 4

    SixTONES新冠番組を潰しにかかるTBS日曜劇場の本気度 道枝駿佑、松本潤、目黒蓮が強力な"裏被り”連発

  5. 5

    長渕剛「理不尽と戦ってほしい」鹿児島の母校卒業生にエールも…元女優から新たな告発

  1. 6

    侍J井端監督が正捕手に据えたい大本命は…3月強化試合への招集は「打倒甲斐」のメッセージ

  2. 7

    「胎動」と「混迷」が交錯するシンドイ2年間

  3. 8

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  4. 9

    長山藍子のおかげでわかった両眼のがんを極秘手術

  5. 10

    ニセコで横行する「海賊スキースクール」…中国系インストラクターやりたい放題で認定校とはイタチごっこ