マジョルカ牽引の久保建英 レアルのトップ復帰の現実味は
大一番が近づいた。
スペイン1部のマジョルカにレンタル移籍している日本代表MF久保建英(19)が、所属先の名門レアル・マドリードとのアウェー戦(日本時間25日午前5時キックオフ)に出場するのだ。
昨年10月、マジョルカはホームでレアルと対戦した。サブ要員の久保は後半14分に途中出場。攻撃面でさしたるインパクトは残せなかったが、今ではチームの大黒柱としてプレーし、欧州での評価も右肩上がり。今シーズン終了後の去就が注目されている。
「レアルのトップチームに昇格」「スペインの中堅レアル・ソシエダにレンタル移籍」「マジョルカが1部に残留できたら来季もチームにとどまる」
各メディアは競うようにアレコレ報じ、中でも「レアルのトップに昇格」という話題が大きくなっている。マスコミ関係者が言う。
「欧州には<EU圏外選手枠は3人まで>というルールがあり、レアルはブラジル代表選手3人が登録されている。久保がトップに昇格する条件として、ブラジル人の誰か1人が外れないといけないが、FWビニシウスが今オフ、スペイン国籍を取得できる見込みなのでEU圏外選手枠が1つ空く。そこに久保が入り込める可能性が出てきた――と報じられている」