マジョルカ牽引の久保建英 レアルのトップ復帰の現実味は

評価はうなぎ上りも（Ｃ）共同通信社

　もっとも、絶対に見落としてはいけないことがある。久保は＜あくまで将来性を見越してレアルが獲得した選手。２、３年は他チームで修業してスキルアップに励む＞というのが、今の久保のミッションなのである。

「欧州サッカーの常識として、自国内の他チームにレンタル移籍させる場合、所属先との試合には＜出場させない＞という特別条項を付ける。しかし、久保には条項が付かなかった。＜ウチと対戦してもゴールを決める可能性は低い選手＞とシビアに判断されたからです」（サッカー関係者）

　久保はまだまだ＜スペインの中堅以下のチーム＞で修業が必要というのだ。