19歳笹生優花がデビュー2戦目でV ジャンボ門下生なぜ強い

公開日: 更新日:

 あるツアー関係者が言う。

「ジャンボはクラブをしっかり振れる体づくりを重視する。女子プロには手取り足取り細かいアドバイスはしない。スイングについてヒントは与えるが、最後は自分で考えさせる。あれこれ教えるツアーコーチが多い中で、ジャンボはそこが違う。例えば昨年、原が優勝したときに使っていたパターはジャンボからプレゼントされたもの。ジャンボは『始動するとき、何かひとつ動作を入れろ』とアドバイスのメッセージを送っている。全盛時、『静から動への動きが一番難しい』と語っていましたからね。教え子の原にはこんな動きを入れろとは言わず、自分で考え、見つけさせる。それが尾崎流なんです」

 かつて「国内で敵なし」と言われた師匠は、永久シード選手の資格でレギュラーツアーに出場することもあるが、クラブを杖代わりにして歩く姿は痛々しく、持病の腰痛で途中棄権することも珍しくない。弟子の笹生は米女子ツアー参戦を目指している。いつまでもツアーにしがみついていないで、世界に通用する女子プロを育てたらどうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース