南野拓実がアヤックス相手に大健闘 “1点モノ”の好機も演出
日本代表MF南野拓実(25)が所属する英プレミアのリバプールは、現地21日の欧州CLでオランダ王者のアヤックスと敵地で対戦した(日本時間22日午前4時開始)。
リバプールが1―0で迎えた後半の60分。リバプールを率いるクロップ監督が、3トップの<3枚一気替え>という大胆な采配を振った。
FWマネと交代した南野は3トップのセンターに入り、アグレッシブな動きで好機を連発。
69分、鋭いターンから右足で強烈ミドル! 相手守護神オナナの好セーブに阻まれたが、目の覚めるような一撃でアヤックスが握っていた試合の流れを引き寄せた。78分には、左サイドを突破して相手ゴール前に絶妙スルーパス。85分には左からのクロスに好反応。相手ゴール左ニアサイドに飛び込んで相手DFの肝を冷やした。そして終了間際には<1点モノ>のチャンスを演出した。
味方選手と細かくパスをつなぎ、DFの背後のスペースを突いた南野の足元にボールが入り、GKと1対1の決定機を迎えた。シュートはGKにセーブされ、ポーカーフェースの南野にしては珍しく表情を歪めて天を仰いだが、<リバプールでの欧州CL初ゴール近し>を思わせる活躍だった。