ロシア元女王メドベージェワ 再び頂点目指し古巣正式復帰
かつての女王が再び、女帝の門を叩く。ロシアのスポーツ省は3日、女子フィギュアスケートのGPファイナルを2度制したエフゲニア・メドベージェワ(20)が、2018年まで師事していたエテリ・トゥトベリゼ氏(ロシア)の指導を受けると発表。昨季まで羽生結弦と同じブライアン・オーサー氏が所属するカナダのクラブを拠点としていたメドベージェワは2年ぶりの古巣復帰となる。
18年平昌五輪では、アリーナ・ザギトワ(18)とともに表彰台に立ったメドベージェワは19年世界選手権(さいたま市)での銅メダルを最後に低迷。ジャンプを武器とする同国の若手スケーターに主役の座を奪われた。
メドベージェワは、ザギトワを重用するトゥトベリゼ氏に不信感を抱き、たもとを分かった。
すでに2人の関係は修復しているそうで、フィギュアスケート界の名将による指導で、元女王が復活を目指す。