笹生優花「幸せを感じて」は我慢のゴルフも6位Tで決勝進出
【全米女子オープンゴルフ】第2日
2打差5位タイ発進の笹生優花(19)にとって、第2ラウンドは我慢の一日だった。
ジャックラビットCの10番からスタート。前半はしぶとくパーセーブを続けて、18番でようやく2メートルを沈めてバーディーが先行した。
前日は「距離が長くて難しい」と多くの選手が警戒するサイプレスクリークCを回り、4バーディー(2ボギー)を奪う勢いがあった。
ところが、この日はバーディーパットが決まらない。折り返してからもチャンスを何度も外したが、ピンチは1パットで確実にしのいでいった。
しかし5番パー4は2打目がグリーンを大きくオーバーし、3打目は絶妙なロブショットを見せてピンそば2・5メートルにつけるも肝心のパーパットが決まらなかった。
ボギーはこの1つだけと耐えて、スコアを落とさず通算2アンダー・6位タイと上位グループにとどまっている。
昨年のプロテストに受かった笹生は、ルーキーイヤーの今年は2勝をマークして目下賞金レース首位。近い将来、米ツアーで戦う計画があり、ドライバー飛距離、切れのあるアイアンショット、アプローチと、プレースタイルはダイナミックだ。