FC東京GK波多野豪 能活コーチや権田と重なる鼻息の荒さ
波多野豪(FC東京・GK・22歳)
「彼はACLで得た自信がある」と森保一監督に名指しで期待されている198センチの長身GK波多野豪は「自分の特長をバンバン出す」と気合十分だ。
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「FC東京というビッグクラブで正GKとしてピッチに立たせてもらっている限り、ヘンなプレーはできない。自覚と責任感を持って挑みます」
持ち前の明るさとギラギラ感で語気を強める大型守護神は、スクール生だった小学生時代からFC東京育ち。2006年ドイツW杯の日本代表GK土肥洋一(山口GKコーチ)、12年ロンドン五輪4位で現代表正GKの権田修一(ポルティモネンセ)、オシム、ザッケローニ、アギーレ、ハリルホジッチと4人の代表指揮官に招集された林彰洋(FC東京)ら偉大な先輩たちの背中を見ながら成長してきた。
今季開幕時点では林の控えだったが、8月9日のC大阪戦でJ1デビュー。一時はサブに逆戻りしたが、10月から再び定位置をつかみ、11月末からのACLでも全5試合にフル出場した。
「自分の長所である身長の高さやセービング、クロスボールの処理は安定感が出てきたと思うし、J1経験で落ち着きも増してきたのかなと。ただ、ACLでは僕が止めていれば勝てた試合が何試合かあった。そこは突き詰めないと」