C大阪・瀬古歩夢 破天荒な金髪DFは東京五輪の滑り込み狙う
瀬古歩夢(C大阪・DF・20歳)
「この賞に恥じないプレーをしないといけない」と意気込むのは、今季のルヴァンカップとJリーグの新人王をダブル受賞した瀬古。金髪DFは東京五輪滑り込みを狙う。
◇ ◇ ◇
「近未来の日本代表レギュラーDF」として期待される瀬古は、小学校から生粋のC大阪育ち。
同い年の菅原由勢(AZ)や1学年下の久保建英(ビリャレアル)とともにU―15世代から日の丸を背負ってきた。
17年U―17W杯(インド)はケガで棒に振ったものの、19年U―20W杯(ポーランド)では最終ラインの大黒柱として日本の16強入りに貢献した。同年5月の松本山雅戦でJデビューを飾り、今季は27試合出場と順調なキャリアを歩んでいる。
もともとヤンチャ気質の関西人。ピッチ外では破天荒な行動もあったという。「(元日本代表)松田直樹2世ですよ」とC大阪関係者も苦笑する。
そんなキャラクターが波のあるプレーの一因とみられたが、昨季からクロアチア人DFヨニッチとコンビを組み、目の色が変わった。