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元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

C大阪・瀬古歩夢 破天荒な金髪DFは東京五輪の滑り込み狙う

公開日: 更新日:

瀬古歩夢(C大阪・DF・20歳)

「この賞に恥じないプレーをしないといけない」と意気込むのは、今季のルヴァンカップとJリーグの新人王をダブル受賞した瀬古。金髪DFは東京五輪滑り込みを狙う。

  ◇  ◇  ◇

「近未来の日本代表レギュラーDF」として期待される瀬古は、小学校から生粋のC大阪育ち。

 同い年の菅原由勢(AZ)や1学年下の久保建英(ビリャレアル)とともにU―15世代から日の丸を背負ってきた。

 17年U―17W杯(インド)はケガで棒に振ったものの、19年U―20W杯(ポーランド)では最終ラインの大黒柱として日本の16強入りに貢献した。同年5月の松本山雅戦でJデビューを飾り、今季は27試合出場と順調なキャリアを歩んでいる。

 もともとヤンチャ気質の関西人。ピッチ外では破天荒な行動もあったという。「(元日本代表)松田直樹2世ですよ」とC大阪関係者も苦笑する。

 そんなキャラクターが波のあるプレーの一因とみられたが、昨季からクロアチア人DFヨニッチとコンビを組み、目の色が変わった。

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