著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

FC東京GK波多野豪 能活コーチや権田と重なる鼻息の荒さ

公開日: 更新日:

 自身の現状を冷静に分析できるようになっているとはいえ、東京五輪のGK争いは大激戦だ。

 19年コパ・アメリカや東アジア選手権参戦の大迫敬介(広島)を筆頭に常勝軍団・鹿島でレギュラーに定着した沖悠哉、26日まで千葉・JFA夢フィールドで行われた五輪代表候補合宿は選外だったが、J1でフル稼働した谷晃生(湘南)などライバルは多い。

「今年は若い選手がたくさん試合に出たけど、負けられない。良さを出して他の選手を焦らせたい。僕は22年間、東京に住んでいます。今回の五輪は特別だし、絶対に出たいんです」

 この鼻息の荒さは、川口能活GKコーチや権田と重なる部分。過去の五輪経験者同様、半年後の大舞台では最後尾から日本を勝利へ導いてほしい。

【連載】森保五輪代表の「主役」たち

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド