FC東京GK波多野豪 能活コーチや権田と重なる鼻息の荒さ
自身の現状を冷静に分析できるようになっているとはいえ、東京五輪のGK争いは大激戦だ。
19年コパ・アメリカや東アジア選手権参戦の大迫敬介(広島)を筆頭に常勝軍団・鹿島でレギュラーに定着した沖悠哉、26日まで千葉・JFA夢フィールドで行われた五輪代表候補合宿は選外だったが、J1でフル稼働した谷晃生(湘南)などライバルは多い。
「今年は若い選手がたくさん試合に出たけど、負けられない。良さを出して他の選手を焦らせたい。僕は22年間、東京に住んでいます。今回の五輪は特別だし、絶対に出たいんです」
この鼻息の荒さは、川口能活GKコーチや権田と重なる部分。過去の五輪経験者同様、半年後の大舞台では最後尾から日本を勝利へ導いてほしい。