神戸MF郷家友太 イニエスタの秘蔵っ子は急成長中の万能型
郷家友太(神戸・MF・21歳)
「東京五輪決定時に『7年後は21歳だ』と。小さい頃から憧れがありました」と語る郷家は、チームメートの名手イニエスタの薫陶を受け、今季急成長した万能型MFだ。
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「2020年の前半戦は前め(攻撃的MF)、後半はボランチをやって攻撃リズムをつくったり、試合を落ち着かせる仕事ができた。新たな自分を発見できたと思います」
こう自信を見せる郷家は高校サッカー界の名門である青森山田高出身。2年だった17年正月の高校サッカー選手権制覇を引っ提げ、18年に神戸入りした。くしくも同年夏にイニエスタが加入した。
「一本一本のパスやシュートの精度の高さを間近で見られるようになり、意識が高まりました」と目を輝かせた。そして19年には14年、18年W杯に出場した元日本代表MF山口蛍も移籍してきた。
2人のトップレベルの一挙手一投足を頭に叩き込みながら、今季は24試合に出場して5得点という実績を残し、ACLでの4強も経験した。