「すぐに終わるかな」と思った米国の入国審査に3時間待ち
今回の渡米は入国審査でドタバタがありました。
朝9時すぎにロサンゼルス空港に到着。いつもならすぐにゲートを通過できるのに、係官から父ヒロユキと一緒に別室に行けと指示されたのです。その部屋には一目見て世界各国から30、40人ぐらいの人たちがちょっとした密状態で、スマホを操作すると官吏にこっぴどく怒られるなど、ピリピリしたムードが漂っていました。
おそらく強制送還される人もいたと思います。
「すぐに終わるのかな」と気軽に考えていたのに、いつまでたっても呼ばれず、搭乗予定だった12時30分発オーランド行きに間に合いそうにない。スマホ操作も禁止され、退屈しながらただ時間が過ぎていきました。3時間ぐらいたったころに、ようやく私が父より先に呼ばれました。
そこで係官と1対1で、
「何しに米国に来たの?」
「LPGAメンバーで試合に出場するために来ました」
「えっ、プロゴルファーなの? すごいね。タイガー・ウッズを見たことある?」