男子シニア開幕戦は有観客で開催 倉本昌弘PGA会長明らかに

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 日本プロゴルフ協会(PGA)は19日、今季男子シニアツアー開幕戦の金秀シニア(4月9日開幕・沖縄)から基本的に観客を入れて開催すると発表。倉本昌弘PGA会長(写真)は、「金秀は昨年も観客を入れていたので今年も入れたい。特別なことがなければ(全試合観客を)入れる方向で準備を進めている」と話した。

 昨季は7月の「ISPS HANDA コロナに喝!! シニアトーナメント」(静岡)が、国内3ツアーで初の有観客で開催され、2日間で862人のギャラリーが入場した。

「そもそもシニアの大会はギャラリーが少ないから有観客にしやすい」との声もあるが、大会でクラスターでも発生したら、それ以後の大会はおそらく無観客になる。各大会はコロナ対策に万全を期すはずだ。

 昨年のシニアツアーはコロナ禍により20試合中、8試合しか行われず、ツアープロにとっては厳しい一年だった。今季は17試合で賞金総額は7億7800万円。みんな、全試合ギャラリーの前でプレーできることを願うばかりだ。

 ちなみに、渋野日向子原英莉花らが参戦する女子ツアー初戦のダイキン・オーキッド・レディース(3月4日開幕・沖縄)は、大会まで2週間を切った今も、観客を入れるか未定だ。翌週からの2試合は無観客開催が決まっている。

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