五輪OA枠で初の名采配 森保監督が本田圭佑にようやく引導
同趣旨のコメントを何度も発し、森保監督にプレッシャーをかけた。
本田はボタフォゴを同年12月に退団。今年3月にアゼルバイジャンのネフチ・バクーに入団した。欧州サッカー連盟(UEFA)加盟国の中位グループでプレーしても本田自身のバリューは上がるハズもないが、懲りない本田は東京五輪出場の思いを隠さない。
森保監督も五輪本大会が3カ月後に迫り、いい加減に本田の口を封じたい。そこで今月21日のリモート会見で「OA枠は日本代表の中でコア(な立場)としてプレーしている選手、チームの支えとなれる選手から選びます」と明言した。周囲から「優柔不断な性格で選手交代など後手に回ることも多いが、名指しこそ避けたとはいえ、ようやく本田にきっちりと引導を渡した。初めての名采配ぶりと言っていい」と高評価を集めている。
遅きに失した感もあるが、森保監督も肩の荷が下りたコトだろう。