レンジャーズ指揮官の逆鱗に触れた、有原航平9.15アストロズ戦マウンドでの態度
メジャーの監督はよほどのことがない限り、選手を批判しない。
自分のチームの選手であればなおさら。投手が火だるまになろうと、野手が致命的なミスをしようと、基本的に選手をかばう。結果を出せなかった選手は、ただでさえ心に傷を負っている。そんな選手をなじることによって、さらに大きなダメージを与えてしまうと考えているからだ。
そんなメジャーの指揮官から、あからさまに批判されたのがレンジャーズの有原航平(29)だ。
9月15日のアストロズ戦に先発して4回と3分の0を8安打6失点。今季4敗目(2勝)を喫したが、ウッドワード監督の逆鱗に触れたのはアストロズ打線に打たれたこと自体ではない。問題はマウンド上での態度だった。ウッドワード監督は試合後、こんな趣旨のコメントを残している。
「彼(有原)は思うようなパフォーマンスが発揮できないと、試合をノロノロしたペースにしてしまうんだ。試合のリズムは維持しなければならない。それは今回が初めてではない。これまで何度かあったことだ」