渋野日向子2年ぶり復活Vが地上波で見られず…背景には「女子プロ協会vsテレビ局」の対立が

公開日: 更新日:

【スタンレーレディス】最終日

「正直、こんなに早く勝てるとは思っていなかった。すごくうれしい」

 ここ3試合連続トップ10入りの渋野日向子(22)が、約2年ぶりにツアー5勝目を挙げた。

 2打差5位タイ発進の最終日は、「スタート前は安全に行こうと思った」と、前半は8番バーディーで1つスコアを伸ばしただけ。折り返して10番でボギーをたたくとトップと4打差。

 その時点で「ヤバい。ギアを上げた」と残り8ホールは5バーディー、1ボギーと猛攻を見せた。

 渋野のトレードマークともいえるバウンスバックが2回あり、最終18番バーディーで首位に追い付いた。プレーオフに突入しても勢いは止まらない。1ホール目、2ホール目ともバーディーを決めて、久しぶりの勝利に涙が止まらなかった。

 米女子ツアー挑戦を目指して取り組んだスイング改造が不振の始まりだった。それも、「クラブを思い切って振れるようになり、怖さがなくなった」と馴染んできたのが大きい。今回の勝利はこれまでの練習が間違っていなかったという手応えと自信につながる。スイングに思い切りの良さが戻ったのも勝利の要因だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇