鈴木誠也の気になるケガ情報 10月フル出場「20試合中4試合のみ」のナゾ
■テレビで解説者が「足が良くないんですよ」と吐露
それに個人タイトルを優先して試合を休むような選手は、メジャーでは絶対に評価されない。日本のプロ野球には個人成績による出来高払いを契約に盛り込む選手が山ほどいると聞いたが、メジャーにはそれがない。インセンティブのほとんどは打席数や登板回数によるもので、打率、本塁打数、勝利数などの個人成績は含まれない。あくまでもチームの勝利が最優先だからだ。
情報提供者いわく「そもそも鈴木はタイトルを獲得するために試合を休むような、こすっからい選手ではない」そうだから心配はいらないが……。
とすれば、やはりケガではないか。
「10月29日の広島戦がテレビ中継されたときに、試合を解説していた広島の大物OBが『誠也は足が良くないんですよ』とクチを滑らせた」とは情報提供者だ。
鈴木は2017年の試合中に右足首を負傷。骨と靱帯を修復する手術を受けるなど全治3カ月の大ケガだった。その後遺症なのか、それとも別の箇所を痛めたのか。いずれにせよ試合には出ていたのだから、重傷ではないと思うが、ケガだとすればオフの間にしっかり治しておいた方がいい。
メジャーは162試合の長丁場で、スケジュールも日本と比べてはるかにタイトだ。野手であれば最低でも140試合に出場する体力が求められるだけになおさらだ。
(メジャーリーグ覆面スカウト)