渋野が念願の米ツアー出場権ゲット! 前日大崩れから巻き返し、ギリギリ20位Tでクリア
【米女子ツアー最終予選会】最終日
米女子ツアーの来季出場権を争う最終予選会のファイナルラウンドが12日(日本時間13日)に行われ、16アンダー5位タイからスタートした古江彩佳(21)は3バーディー、1ボギーの70。通算18アンダー7位で全日程を終えた。アン・ナリン(韓国)が通算33アンダーで首位通過。
前日79と大きく崩れ、10アンダー29位タイ発進の渋野日向子(23)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算10アンダー20位タイと順位を上げてフィニッシュ。古江とともに来季の出場権を付与される45位までに入った上に、多くの試合に出場できる20位以内をクリアした。
いきなりボギーを叩いた渋野。前日、3ホールで4つも落とした2~4番をパーで回ると、8番、9番を連続バーディーで折り返した。後半もショットが乱れない。11番、12番で連続バーディーを奪い、13番をボギーとしながらも14番以降はパーをキープして2週間、計8ラウンドの長丁場を終えた。ホールアウト後に順位が確定し、受け取ったツアーカードのレプリカを手に古江とハイタッチを交わした渋野は「20位タイだったので、ぎりぎり入れてよかった。これ(ツアーカード)をもらえる日が来るとは」と笑顔を見せた。