合流ほやほやヌニエス代打起用がズバリ! 日ハム“新庄流”は大物助っ人にも一切遠慮なし
追い込まれてからの6球目、軟投派左腕・成田のチェンジアップをとらえて左翼線二塁打。試合の流れを手繰り寄せ、結果的に同点に追いつく打線爆発の口火を切った。
九回の2打席目は速球派右腕・広畑のボールを見極め、四球を選んで無死一、二塁とチャンスメーク。ネット裏の他球団編成担当が驚きながらこう言った。
「成田のような変則的な左腕投手はメジャーにはなかなかいないタイプでしょ。それにいきなり対応して、2打席目にはしっかりボールを見極めていた。まだたったの2打席ですが、パワーもあるし、楽しみな外国人選手であることは間違いありません。それにしても、満足に練習もしていないはずの新外国人をいきなり起用するんですから、ビックリですね」
この采配は新庄監督が普段から口にしている「選手はみんな横一線」「レギュラーは決まっていない」ということを象徴している。通常ならキャンプに参加していない新外国人助っ人の扱いは慎重に行われるものだ。
■内野が本職のヌニエスの外野起用まで示唆