女子プロに激高して“職務放棄”…ブチ切れ大江順一キャディーの過去トラブルと評判
「またか、ですよ…」
女子ゴルフのツアー関係者が嘆息する。
開催中のアース・モンダミン・カップで起きたトラブルに関してだ。23日の初日、インスタートの大西葵(27)が17番で大江順一キャディー(43)とプレーを巡って対立。激高した大江キャディーが“職務放棄”したため、大西が18番ティーで泣きながら「帯同キャディーを代えてもいいですか」と競技委員に申し出た。18番からはクラブメーカーの関係者がバックを担ぎ、問題の大江キャディーはラウンド中に帰ってしまったという。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が事実関係を調査したうえで、大江キャディーと大西への処分を検討する方針。試合中にキャディーが選手と大喧嘩するなど前代未聞、と言いたいところだが、この大江キャディーには“前科”がある。
2015年の中京テレビ・ブリヂストン・レディースのプロアマ戦で、帯同キャディーを務めていた藤田光里と激しく口論。一緒に回っていたスポンサー筋の招待客ら関係者の前で言い合いを始め、同伴者に不快な思いをさせたとして、JLPGAから実質2試合分の職務停止処分を食らっているのだ。