大谷翔平2年連続「二刀流球宴」決定も…舞台のドジャースタジアムは投打で“鬼門”
おまけに大谷が選んだのは同じロサンゼルスを本拠地にするエンゼルスだったから、ドジャースの選手やフロントだけでなく、地元ファンも同じ思いではないか。
大谷はドジャースタジアムで登板経験がないものの、「投手有利」という球場の特性を生かすには“障害”がありそうだ。
その大谷は11日、敵地ボルティモアでのオリオールズ戦に「3番・DH」で出場。4打数無安打2三振で2戦連続ノーヒットに終わった。チームは4連敗で借金は今季最多の11となった。
▽大谷の話 「光栄なことなので選んでいただいた皆さまに感謝しながら頑張りたい。現段階では起用法などの話はまだ出ていないので、またその時になったら考えたいと思います」
■ライバルのアルバレス負傷者リスト入り
大谷とファン投票でア・リーグDHを争ったアストロズ・アルバレスが11日、右手炎症のため負傷者リスト(IL)に入った。ベーカー監督によれば、アルバレスは6月から患部の不調を訴えており、後半戦初戦での復帰を見越して早々とILに入れたという。
アルバレスは打率.306、26本塁打、60打点。いずれも大谷を上回っていたが、ファン投票では落選。この日、発表されたア・リーグ野手の控え選手に名を連ねた。