巨人は最下位争い「裏天王山」に勝利も…原監督の四面楚歌と“裸の王様化”日に日に加速
とは、さるチーム関係者。
投手の起用だけでなく、2年連続打撃二冠王で不動の主砲だったはずの岡本和真を4番から降格させるなど、原監督の“暴走用兵”はチーム全体に及び始めている。しかし、一軍首脳陣では原監督と最も歳の近い54歳の桑田コーチですらこうなのだから、チームの編成権まで握り、昨オフに新たに3年契約を結んだ全権監督に、若いコーチ陣が意見など言えるはずもなく、顔色を伺うだけというのが実状だ。
シーズン大詰めの勝負どころを迎え、21日には今季ワーストの6連敗を喫した。チーム浮上の気配が見えないのは、四面楚歌になった裸の王様の存在と無関係ではないだろう。1975年以来、47年ぶり2度目となる最下位の危機に立たされている事実だけでも、“盟主”の名折れである。