巨人“投壊”で気になる原監督の去就…史上2度目最下位なら急転解任→GM就任の仰天プラン
前半戦は45勝50敗1分けで借金5の5位に沈んだ巨人。昨オフに3年契約を結んで迎えた通算16年目の原辰徳監督(64)の去就が注目されている。
低迷の最大の要因は、崩壊した投手陣にある。7月15日の広島戦からプロ野球史上初の4試合連続満塁弾を食らうなど、チーム防御率が12球団最低の4.09。近年の巨人は貧打でV逸することはあっても、投手陣はしっかりしていることが強みだった。そんな屋台骨が根底から揺らいでいるのだから、ただ事ではない。首位ヤクルトには13.5ゲームも引き離され、最下位の中日とは3.5ゲーム差。1975年以来の球団史上2度目の最下位という屈辱も迫っている。
■オーナーから来季のお墨付きもらっても安心できない
「全権監督」としてチーム編成から現場の指揮、選手起用までの全権限を持つ原監督の責任は重いはずだが、山口オーナーに前半戦を報告した際、「ちょっと計算が狂っている。ケガをしている、あるいは戦うことのできないという現状を分かった上で、オーナー、私にブレというものはないと確認できた」と何食わぬ顔。山口オーナーも「今季は若い、新しい戦力を発掘して、育成しながら戦う方針で、昨年からその方針は曲げずにやっている。今後も新しい戦力の育成、若手を伸ばすところに力を尽くしていきたい」と低迷の責任には触れなかった。さる球団OBがこう言った。