稲見萌寧Vで最速の生涯獲得賞金トップ50入りも…海外興味なし“内弁慶”で人気にブレーキ
【ニトリレディス】最終日
初日から首位キープの原英莉花(23)が最終日に76と崩れて通算5アンダー7位に終わり、2打差2位タイ発進の稲見萌寧(23)が逆転で大会を連覇して今季2勝目、ツアー通算12勝目を挙げた。
「ツアーでもトップクラスの難関コースで、海が近いので風も難しい。そこで連覇できてメチャクチャうれしい。これから先もどんどん勝ち続けるようにレベルアップしていきたい」(稲見)
稲見にとって今大会は節目のツアー100試合目。生涯獲得賞金は4億4359万3220円になり、最速でトップ50入りのランク49位にアップした。
1試合当たりの獲得賞金は平均443万5932円と、効率良く稼いでいるのがわかる。ただ、稲見は出場資格のある海外メジャーを見送って国内ツアーに専念している。今季1勝目の「ヨネックスレディス」は全米女子オープン開催週で、今大会は全英女子オープンの3週間後だ。終盤に一騎打ちの様相になった山下美夢有(21)は初挑戦のメジャー全英は13位に終わり、帰国後は2週連続2位と長距離移動後も疲れを見せず好成績を残している。