メッシPK失敗でも「悲願のW杯初制覇」に一直線! 脱エース依存、“有能な部下”従え組織力のアルゼンチン
メッシ率いるアルゼンチン代表は、グループリーグC組の最終節・ポーランド戦(日本時間1日午前4時開始)を「C組の2位」で迎えた。
勝てば決勝トーナメント(T)進出確定、引き分け以下では他会場の結果次第。自力で決勝Tに進むためにはゴールを奪って勝つしかない。もちろん頼りになるのは大黒柱のメッシ……と言いたいところだが、この日は<家来>が値千金のプレーでメッシに白星をプレゼントだ。
スコアレスで迎えた後半開始早々、右サイドからFWディマリア→右SBモリナとボールがつながり、最後はMFマカジステルが右足ダイレクトシュート。ゴール左隅に先制弾を決めた。
22分にはMFフェルナンデスのパスを受けたFWアルバレスが2点目をゲット。2-0の勝利でC組首位だったポーランドを抜いて1位突破だ。
ちなみにメッシはというと――。無理な体勢からシュートを打つ場面もあったが、ゴールシーンには絡めず、それどころか前半36分、自ら倒されてゲットしたPKのキッカーを務めながら、渾身のシュートを相手GKにセーブされ、当代随一のフットボーラーも肩身が狭そうだった。