47歳にもなって男を下げたT・ウッズの“タンポン事件”…PGAツアーにも大きな痛手

公開日: 更新日:

 タンポンを手渡した意味は、どうやら「自分より飛ばないなんて、女みたいだ。生理中ならこれでも使え」といったジョークだったという。この“事件”には賛否両論が巻き起こり、タイガーを擁護する声もある一方、女性団体からは、「あまりにも無神経、女性と生理に苦しむ女性アスリートをバカにしている」と批判が相次いだ。

 ウッズは、「傷ついた人間がいるとしたら、謝罪する。でもこれは親しい友人との間のいたずらで、悪気はなかった」と弁解したが、騒動は収まっていない。

 タンポンを受け取ったトーマスは2年前、ミスパットをした自分に対しゲイをバカにする放送禁止用語を発し、それをテレビ音声が拾って大問題になった。その後、ラルフローレンとのスポンサー契約を打ち切られている。

 もしタイガーがそのことを意識して、タンポンを渡していたのなら、女性ばかりでなくゲイを見下していたことになる。

 運悪く露見した仲間内のジョークというタイガーの言い分もわからないではないが、久しぶりの公式戦で、一挙一動が注目されているのはウッズ自身も十分承知していたはず。ましてや、ウッズは大会のホスト役だけに大人げないジョークでは済まされない。わざわざ試合会場にタンポンを持ち込んでいたとなれば、試合そのものを軽く見ていたことになる。

 この“タンポン事件”はくしくもウッズの品性が垣間見えたといえ、新興LIVゴルフ招待との対立を深めているPGAツアーにとっても、笑って済まされる問題ではなくなってくる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  2. 2

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  3. 3

    デーブ大久保さん(1)初ラウンドで100切りしたのに…フルセットを池に投げ込むほどゴルフ嫌いに

  4. 4

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  5. 5

    森末慎二さん(1)前の組のおじさんのジョークにカチンときて、1年でシングルになりました

  1. 6

    女子プロ随一の人格者・笠りつ子の暴言騒動に「意外」の声

  2. 7

    さとう宗幸さん(1)「青葉城恋唄」の1年後、仙台のゴルフ倶楽部のメンバーになってハマっていった

  3. 8

    渋野日向子は大丈夫?「国内大会で予選落ち→米ツアーで不振」の“負のループ”にファンやきもき

  4. 9

    ホステスプロ渋野日向子に許されない「予選落ち」…看板選手として貫禄のゴルフを見せらるか

  5. 10

    渋野日向子に「心の問題」か…ホステスプロとして好発進も、所々で集中力を欠くショット

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由